• 本

戦場に散った野球人たち

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-16-390075-9
4-16-390075-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 216P 20cm

商品内容

要旨

東京ドームの脇に「鎮魂の碑」という名の石碑がある。大東亜戦争(太平洋戦争)で戦死したプロ野球選手たちの御霊を鎮めることを目的として建立され、計六十九名の選手の名前が刻まれている。本書では、この野球人たちの中から沢村栄治など六名を選び、その生涯を紹介する。さらに、学生野球で活躍した「伝説の大投手」こと嶋清一も取り上げている。計七名の野球人たちの血と汗と涙の、一球入魂のメモリアルドラマの数々…

目次

第1章 巨人軍第一期生の最期 新富卯三郎(一九一五年〜一九四五年 享年三十)
第2章 戦前のタイガースを支えた元祖スラッガー 景浦將(一九一五年〜一九四五年 享年二十九)
第3章 墓碑に刻まれた「G」の文字 沢村栄治(一九一七年〜一九四四年 享年二十七)
第4章 ビルマに消えた炎の名捕手 吉原正喜(一九一九年〜一九四四年 享年二十五)
第5章 「伝説の大投手」の淡き夢 嶋清一(一九二〇年〜一九四五年 享年二十四)
第6章 朝日軍のエースの行方 林安夫(一九二二年〜一九四四年 享年二十二)
第7章 特攻を志願した元プロ野球選手 石丸進一(一九二二年〜一九四五年 享年二十二)

出版社
商品紹介

戦前、戦中の野球界を背負った沢村栄治、景浦将たち。戦場に散り、靖国に眠る彼らの汗と涙と血にまみれた短い野球人生が問いかける。

著者紹介

早坂 隆 (ハヤサカ タカシ)  
昭和48(1973)年生まれ。愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏幻の甲子園戦時下の球児たち』(文春文庫)で、第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞&第2回サムライジャパン野球文学賞ベストナイン賞をダブル受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)