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はじめて読む人のローマ史1200年

祥伝社新書 366

出版社名 祥伝社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-396-11366-7
4-396-11366-8
税込価格 924円
頁数・縦 307P 18cm

商品内容

要旨

建国から西ローマ帝国の滅亡まで。本書は、その一二〇〇年間を四つの時代に分け、七つのテーマを設けて、歴史の大きな流れとして見ていく。

目次

ローマ史を読み解くキーワード
起―建国から、カルタゴの滅亡まで(紀元前七五三〜同一四六年)(なぜ、ローマ人は共和政を選んだのか?
なぜ、ローマ軍は強かったのか?)
承―内乱の一世紀から、ネロ帝の自害まで(紀元前一四六〜六八年)(なぜ、ローマは大帝国になったのか?
なぜ、ローマ市民以外に市民権を与えたのか?)
転―五賢帝から、セウェルス朝の終焉まで(六八〜二三五年)(なぜ、皇帝はパンとサーカスを与えたのか?
なぜ、キリスト教は弾圧されたのか?)
結―軍人皇帝から、西ローマ帝国の滅亡まで(二三五〜四七六年)(なぜ、ローマは滅亡したのか?)

出版社・メーカーコメント

賽(さい)は投げられた 賢者は歴史に学ぶ 建国から西ローマ帝国の滅亡までこの1冊でわかる! ローマ史を理解する7テーマ ●なぜ、ローマ人は共和政を選んだのか? ●なぜ、ローマ軍は強かったのか? ●なぜ、ローマは大帝国になったのか? ●なぜ、ローマ市民以外に市民権を与えたのか? ●なぜ、皇帝はパンとサーカスを与えたのか? ●なぜ、キリスト教は弾圧されたのか? ●なぜ、ローマは滅亡したのか? ■ローマ史に学ぶ ローマの歴史のなかには、人類の経験すべてが詰まっている(丸山眞男(まるやままさお))──数ある文明のなかで、起承転結(きしょうてんけつ)をこれほど完璧に見せた歴史はない。本書は、その1200年間を4つの時代に分け、「なぜ、ローマは大帝国になったのか」など7つのテーマを設けて、歴史の大きな流れとして見ていく。古代の同時代人から近代のイギリス、現代のアメリカまで、多くの国家・民族がローマ史を探究し、統治に活(い)かしてきた。新たな覇権主義の様相を呈(てい)する現在の国際情勢。そのなかで、日本および日本人が進むべき道は何か──その答えは、ローマ史のなかにすでに用意されている。

著者紹介

本村 凌二 (モトムラ リョウジ)  
早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)