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梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史

祥伝社新書 369

出版社名 祥伝社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-396-11369-8
4-396-11369-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 254P 18cm
シリーズ名 梅干と日本刀

商品内容

要旨

地震があっても、なぜ城の石垣は崩れない?世界の酒で、なぜ日本酒だけが温めて飲むのか?西洋は四味、中国は五味。なぜ日本人だけ六つの味がわかるのか?…当の日本人が知らなかった、日本人の知恵と独創をあますところなく紹介し、記録的なベストセラーとなった日本人論!われわれの祖先が積み重ねてきた驚くべき発明と工夫が、本書には満載されています。日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著が復刊!

目次

1章 日本には古来、すごい“科学”があった―意識せずに、合理的な生活をしてきた日本人(関東の防風林は、なぜケヤキなのか?
水圧を見事に殺す釜無川の信玄堤 ほか)
2章 驚くべき“自然順応”の知恵―それは、日本人の鋭い観察力がもたらした(なぜ、日本の城郭だけが水で囲まれているのか
古代人が絶対に住まなかった谷口扇状地 ほか)
3章 日本人は“独創性”に富んでいる―外来文化の“モノ真似上手”は皮相な見方(外来文化に触発されて新文化を築く
ズボン着用の古代人が、なぜ着物を創ったか ほか)
4章 住みよい“人間関係”を作った日本人―日本こそ“女尊男卑”の国だった(日本語の日常用語は世界一の十四万語
人間関係をスムーズにしている敬語と卑語 ほか)

出版社・メーカーコメント

シリーズ累計130万部のベストセラー、復刊 【本書に登場する、驚くべき日本人の智恵の数々】 ○ゾリンゲンのナイフに応用された日本刀の技術 ○超合理的な食品だった日の丸弁当 ○平安時代に水虫はなかった ○すぐれた消化促進食品・タクワン ○飢饉(ききん)用の食料として植えられた彼岸花 ○川の音から嵐を予感した柿本人麻呂 ○紫色の布が梅毒を治した ○中国に逆輸出した日本の鍼灸術 ○内臓の働きに好影響をもたらす日本帯 ○東大寺大仏殿が一度も倒れたことがないのはなぜか? ○日本の家畜は、すべて渡来種から始まった ○日本語の日常用語は世界一の14万語 ○敬語と卑語が人間関係をスムーズにした…… ■教科書では教えてくれない日本人の歴史 地震があっても、なぜ城の石垣は崩れない? 世界の酒で、なぜ日本酒だけが温めて飲むのか? 西洋は四味、中国は五味。なぜ日本人だけ六つの味がわかるのか?…… 当の日本人が知らなかった、日本人の智恵と独創をあますところなく紹介し、記録的なベストセラーとなった日本人論! われわれの祖先が積み重ねてきた驚くべき発明と工夫が、本書には満載されています。日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著が復刊!

著者紹介

樋口 清之 (ヒグチ キヨユキ)  
1909年、奈良県生まれ。国学院大学史学研究科を卒業。登呂遺跡発掘など草創期の日本考古学の発展に尽力し、わが国の考古学界の第一人者として著名である。1997年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)