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袴田事件を裁いた男 無罪を確信しながら死刑判決文を書いた元判事の転落と再生の四十六年

朝日文庫 お70−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-02-261799-6
4-02-261799-3
税込価格 770円
頁数・縦 322P 15cm
シリーズ名 袴田事件を裁いた男

商品内容

要旨

当時29歳だった熊本典道は「こんな証拠で有罪は無茶だ」と異を唱えた、たった一人の裁判官だ。だが多数決で負け、心にもない死刑判決文を書くはめになる。罪の意識に苦しんだ熊本は職を辞し、酒に溺れ、家族を失った。彼が背負った十字架とは何だったのか。

目次

1 接触
2 疑惑
3 悲劇
4 背信
5 天使
6 子供
7 旧友
8 再生
9 四年後―あとがきに代えて

著者紹介

尾形 誠規 (オガタ セイキ)  
1959年兵庫県生まれ。編集者。法政大学卒業後、様々な雑誌の編集部を経て98年、仲間数名と鉄人社を設立。月刊誌「裏モノJAPAN」を立ち上げ10年間編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)