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老いの入舞い 麹町常楽庵月並の記

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-16-390076-6
4-16-390076-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

弁財天を祈った翌日、祝言間近の娘が消えた。賊は三百両の身代金を―。火事で不運に命を落とした嘉村屋惣兵衛。一人娘のりつは火付けが原因と訴える…。茶屋の看板娘が殺された。仁八郎は下手人を大店の息子と睨んで調べを進めたが…。お堀に浮かんだ娘の死体と、赤坂田町の男女の相対死に隠された共通項が?北町奉行所定町廻り、新米同心・間宮仁八郎の江戸麹町事件帖。

出版社
商品紹介

若き定町廻り同心の仁八郎は、上役の命で訪れた先で元大奥勤めの年齢不詳の庵主と出逢う。その周囲で次々に怪しい事件が起こり──。

著者紹介

松井 今朝子 (マツイ ケサコ)  
1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹株式会社に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。退社後、武智鉄二氏に師事して歌舞伎の脚色・演出を手がける。その後作家に転身し、近世・近代の時代小説を相次いで発表している。『仲蔵狂乱』(講談社)で第八回時代小説大賞受賞。2007年『吉原手引草』(幻冬舎)で第百三十七回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)