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歴史語用論の世界 文法化・待遇表現・発話行為

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-89476-690-7
4-89476-690-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 297P 21cm

商品内容

目次

第1部 文法化と待遇表現(談話標識の文法化をめぐる議論と「周辺部」という考え方
初期近代英語期における仮定法の衰退とI thinkの文法化
11世紀初頭の日本語における聞き手敬語「−はべり」の方略的運用―社会言語学的要因と語用論的要因をめぐって)
第2部 ひとを取り調べる(初期近代英語期の法廷言語の特徴―「取り調べ」における「呼びかけ語」の使用と機能
ドイツの魔女裁判尋問調書(1649年)に記されたことば―裁判所書記官の言語意識をめぐって
近世期吟味控類における「尋問」と「釈明」のストラテジーについて)
第3部 ひとを説得する(中世イングランド神秘主義者の散文における説得の技法
シェイクスピアにおける説得のコミュニケーション―法助動詞を中心に)
第4部 ひとに伝える(ドイツ最古の週刊新聞の「書きことば性」をめぐって―出来事をどのように報道するのか
申し出表現の歴史的変遷―授受表現の運用史として
『源氏物語』に現れた手紙―求愛の和歌の贈答を中心に)

著者紹介

金水 敏 (キンスイ サトシ)  
大阪大学大学院文学研究科教授
高田 博行 (タカダ ヒロユキ)  
学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科教授
椎名 美智 (シイナ ミチ)  
法政大学文学部英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)