ひみつの王国 評伝石井桃子
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2014年6月 |
ISBNコード |
978-4-10-335851-0
(4-10-335851-3) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 567,7P 20cm |
書店レビュー
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- はるかぜ書店 (神奈川県横須賀市)
ピーターラビットで、うさこちゃんで、ゆかいなかえるで、こねこのぴっちで、クマのプーさんで、誰もがいしいももこの訳文に触れてきたことでしょう。
しかし幼い読者であった私たちは、物語に親しんではいても、その訳者にまで思いを馳せることはありませんでした。
自らを語ることのなかった「いしいももこ」の王国を、長時間のインタビューと膨大な資料をもとに描きだした労作です。
時代背景、文壇や出版業界との関わり、晩年に書き下ろした「幻の朱い実」とそれを生み出した稀有な友情。私たちの知らなかった石井桃子が見えてきます。(り)(2015年1月6日)
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商品内容
文学賞情報 |
2015年
第34回
新田次郎文学賞受賞 |
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要旨 |
菊池寛に編集を学び、太宰治に恋され、「プーさん」を訳し、「ノンちゃん」を生み出した。石井桃子とは誰だったのか?200時間におよぶインタビューと膨大な書簡をもとに仕事、生活、戦争秘話まで101年の稀有な生涯を描き尽くす。児童文学の巨星、初にして決定版評伝! |
目次 |
第1章 浦和の小宇宙―一九〇七〜一九二六年 |
出版社 商品紹介 |
作家、翻訳者、編集者。彼女なくして日本の「子どもの本」の扉は開かれなかった。百一年の稀有な生涯と秘話を描いた、初の大型評伝。 |