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現代の起点第一次世界大戦 4

遺産

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-00-028714-2
4-00-028714-1
税込価格 4,070円
頁数・縦 275,15P 22cm
シリーズ名 現代の起点第一次世界大戦

商品内容

要旨

大戦は一九一八年一一月の休戦や、ヴェルサイユ条約の調印をもって終結したわけではない。一連の講和条約は大戦を通じて顕在化した諸問題を解決できず、各地で革命運動、内戦、民族紛争が相継いだ。世界は次なる「大戦」から逃れることができなかった。アメリカの覇権、対峙するソヴィエト型社会主義の台頭、ヨーロッパ統合の模索、被支配地域におけるナショナリズム…断絶と継続の相が交錯するなかで、現代世界の枠組が作られてゆく。

目次

1 総説(未完の戦争)
2 暴力の連鎖(「自決」と報復―「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争
暴力の行方―革命、義勇軍、ナチズムのはざまで
世界認識の転換と「世界内線」の到来)
3 「戦後」の模索(帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方―オーストリア領ガリツィア戦線によせて
大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義
ユダヤ移民とパレスチナ問題)
4 現代の胎動(ヨーロッパ統合にむけて―起点としての第一次世界大戦
帝国ソ連の成立―南コーカサスにおけるロシア帝国の崩壊と再統合
「アメリカの世紀」の始動)
シリーズ総括 世界性・総体性・現代性をめぐって―振り返る明日へ

出版社
商品紹介

「未完の戦争」は「次なる戦争」を用意した。断絶と継続の相が交錯するなかで、現代世界の枠組はつくられていった。

著者紹介

山室 信一 (ヤマムロ シンイチ)  
1951年生。京都大学人文科学研究所教授。法政思想連鎖史
岡田 暁生 (オカダ アケオ)  
1960年生。京都大学人文科学研究所教授。西洋音楽史
小関 隆 (コセキ タカシ)  
1960年生。京都大学人文科学研究所准教授。イギリス・アイルランド史
藤原 辰史 (フジハラ タツシ)  
1976年生。京都大学人文科学研究所准教授。農業史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)