• 本

山女日記

出版社名 幻冬舎
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-344-02601-8
4-344-02601-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 292P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 山女日記

    『告白』、『白ゆき姫殺人事件』などで話題をさらった湊かなえ。そんな彼女が新たに送り出したのは、オトナ女子たちの自分探しの物語。「私の人生はこんなはずではなかったのに…」そんなモヤモヤを抱えた女性たちが登山を通じて希望を見出していく。女性の心理を極めて純粋な視点から丁寧かつ繊細に描き出し、読者の共感と感動を呼び起こす書きぶりは「さすが」の一言。また、登山好きの作者だからこそ描けるリアルな登山シーンの描写も注目ポイントです。何気ない親近感にあふれ、それでいて読者に勇気と希望をくれる一冊です。

    (2014年8月14日)

商品内容

要旨

私の選択は、間違っていたのですか。真面目に、正直に、懸命に生きてきたのに…。誰にも言えない苦い思いを抱いて、女たちは、一歩一歩、頂きを目指す。新しい景色が、小さな答えをくれる。感動の連作長篇。

出版社・メーカーコメント

このまま結婚していいのだろうかーーその答えを出すため、「妙高山」で初めての登山をする百貨店勤めの律子。一緒に登る同僚の由美は仲人である部長と不倫中だ。由美の言動が何もかも気に入らない律子は、つい彼女に厳しく当たってしまう。医者の妻である姉から「利尻山」に誘われた希美。翻訳家の仕事がうまくいかず、親の脛をかじる希美は、雨の登山中、ずっと姉から見下されているという思いが拭えない。「トンガリロ」トレッキングツアーに参加した帽子デザイナーの柚月。前にきたときは、吉田くんとの自由旅行だった。彼と結婚するつもりだったのに、どうして、今、私は一人なんだろうか……。真面目に、正直に、懸命に生きてきた。私の人生はこんなはずではなかったのに……。誰にも言えない「思い」を抱え、一歩一歩、山を登る女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。女性の心理を丁寧に描き込み、共感と感動を呼ぶ連作長篇。

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)  
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第二九回小説推理新人賞を受賞。08年、同作を収録した『告白』でデビュー。12年「望郷、海の星」で第六五回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)