• 本

イラク戦争は民主主義をもたらしたのか

出版社名 みすず書房
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-622-07833-3
4-622-07833-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 203,40P 20cm

商品内容

要旨

憲法制定と選挙。民主的制度の構築は進んだが政治は腐敗と暴力の渦中にある。責任はどこに。イラクは再び中東の火種となるのか。「戦後」がわかる簡潔な一冊。

目次

序 未来の展望
第1章 暴力の推進要因
第2章 反体制暴動から内戦へ―暴力の担い手たち
第3章 アメリカの政策と対暴動ドクトリンの復活
第4章 行政と軍事的能力の再建
第5章 エリート間の排他的な取り引きと新しい権威主義の高まり
第6章 攻守の逆転―中東におけるイラクの役割の変化
結論

出版社
商品紹介

開戦から10年。イラクはどこに向かっているのか。中東は米国の目論み通りより安全になったのか。戦後イラクを簡潔に総括した好著。

著者紹介

ドッジ,トビー (ドッジ,トビー)   Dodge,Toby
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院より博士号取得(イラク政治)。ウォーリック大学等を経て、現在、国際戦略研究所(IISS)のシニア・コンサルティング・フェロー(中東地域)とロンドン・スクール・オブ・エコノミクス国際関係学部教授を兼務
山岡 由美 (ヤマオカ ユミ)  
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。出版社勤務を経て、翻訳業に従事
山尾 大 (ヤマオ ダイ)  
2010年京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。2010年日本学術振興会特別研究員(PD)。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院専任講師。専門はイラク政治、中東政治、比較政治、国際政治。著書に『紛争と国家建設―戦後イラクの再建をめぐるポリティクス』(明石書店 2013)(第17回国際開発研究 大来賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)