• 本

シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

出版社名 早川書房
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-15-209472-8
4-15-209472-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 234P 19cm

商品内容

要旨

2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場!

出版社
商品紹介

2012年、ロンドン。頭脳と電脳を駆使して事件を解決するシャーリー・ホームズと相棒の元軍医のジョー=ワトソンとの初めての冒険

著者紹介

高殿 円 (タカドノ マドカ)  
1976年兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア三つの星』でデビュー。第1回エキナカ書店大賞受賞作『カミングアウト』を始め、『カーリー』、『剣と紅』、『上流階級富久丸百貨店外商部』など多数著書がある人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)