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子どもに伝える美術解剖学 目と脳をみがく絵画教室

ちくま文庫 ふ47−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-480-43190-5
4-480-43190-X
税込価格 880円
頁数・縦 227P 15cm

商品内容

要旨

自分で魚を釣り上げ、解剖を体験した子どもたちの絵が驚くほど変わった!表現に絵筆はいらない、必要なのは自然をよく見て学ぶ目だ。ピカソはなぜ天才か、脳で描くセザンヌと目で描くモネの表現の違い、子どもに抽象思考がきざす瞬間などをめぐり、ヒトがいかに絵を描くかを生物学的・解剖学的に解き明かす好著。

目次

絵筆のいらない絵画教室(子どもの絵が二日間で変わった)
なぜ絵筆がいらないのか(なぜ、絵筆のいらない絵画教室か
子どもはみんな天才
赤ちゃんが絵を描くとき ほか)
実践(絵筆のいらない絵画教室に挑戦―「魚」の絵を描く
「絵筆を使った絵画教室」にも挑戦してみよう―人物クロッキーを描く
絵をどのように評価すればいいのか―子どもの絵の、どこをチェックするか)

著者紹介

布施 英利 (フセ ヒデト)  
1960年生まれ。批評家。美術をはじめ、映像、建築、マンガ、文学、自然の美や人体などについての著作を発表している。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。同大学院博士課程(美術解剖学専攻)修了。学術博士。28歳の大学院生のときに最初の著作『脳の中の美術館』を出す。博士号取得後、東京大学医学部助手(文部教官)として、養老孟司教授のもとで、人体解剖学の研究生活を送った。出版した著作数は、約40冊。芸術と科学の交差する、美術の理論を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)