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日中間戦争と中国人文学者 郁達夫、柯霊、陸蠡らをめぐって

横浜市立大学新叢書 05

出版社名 横浜市立大学学術研究会
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-86110-411-4
4-86110-411-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 523P 19cm

商品内容

目次

第1部 郁達夫とその周辺の日中戦争(郁達夫と佐藤春夫―佐藤春夫の放送原稿「旧友に呼びかける」に即して
郁達夫被害に関する日中間の見解の相違について)
第2部 日中戦争期上海における柯霊(“孤島”上海の柯霊
抗日戦争期における柯霊の映画活動―上海の映画事情との関連で
淪陥期上海における柯霊の演劇活動と前期『万象』について
淪陥期上海における柯霊の『万象』の編集について
抗日戦勝利前後の柯霊―「獄中詩記」評釈、李健吾そして張愛玲)
第3部 その他日中間戦争と中国人文学者(魯迅と日本人特務―そして上海内山書店
『麦と兵隊』と『生きている兵隊』の中国における反響に関する覚え書
陸蠡 人と作品―その記念のために)

出版社
商品紹介

殺害された郁達夫。憲兵隊に拘束された柯霊。拘束され行方不明の陸蠡。中国人作家は、日本兵による不自由と闘い、いかに生きたのか?

著者紹介

鈴木 正夫 (スズキ マサオ)  
1939年、愛知県生まれ。横浜市立大学名誉教授。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。北海道大学文学部助手、横浜市立大学文理学部助教授、横浜市立大学国際文化学部教授を歴任。1996年、(中国)第一回郁華、郁達夫烈士文芸基金優秀成果賞を受賞。2005年3月、横浜市立大学を定年退職。2008年4月より2011年3月まで関東学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)