内容詳細要旨(情報工場提供) スピードが重視され、わずかな遅れが命取りになりかねない現代のビジネスにおいては、即断即決に近いリーダーの素早い意思決定ばかりが評価されがちだ。大手コンサルティングファームでは、そうした意思決定のツールとしてフレームワークやロジカルシンキングの手法を開発してきた。しかしこれらのツールでは「こうしたほうがいいかもしれない」という提案はできても、「具体的にどうするのか」という答えを出すには不十分なケースがよくある。本書では、行動に結びつく質の高い意思決定を行うために、じっくりと問題と向き合い考える「熟断思考」の方法論を、具体的事例とともに解説している。これは著者がスタンフォード大学とマッキンゼーで学びとった手法を組み合わせたものだ。著者は、ディシジョンマインド社代表として、企業やビジネスパーソンの戦略スキルや意思決定力向上の支援に注力している。 |