• 本

億男

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-8387-2714-8
4-8387-2714-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 243P 20cm
シリーズ名 億男

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 「お金」って?―答えられますか?

    「お金って何だろう?」誰しも1度や2度は考えたことがあるんじゃないでしょうか?原材料は紙と金属、原価で計算すれば思考停止。そんな疑問にこの小説は答えの一助を与えてくれるような気がします。

    或る日、主人公一男は商店街の福引きで宝くじを貰う。それが3億円の当たりくじとなる。つまり、「億男」。彼はその使い道を相談するためベンチャービジネスで富豪となったかつての親友九十九に会いにいくのだが、その金を使ったどんちゃん騒ぎの翌朝3億と九十九が消えてしまう。そこから始まる「金」と「幸せ」を巡る旅。読者を金と幸せの天秤を載せたジェットコースターに乗せたかのようスピーディーに物語は進む。そして突如、止まる。映画のセリフと落語がにくい程物語を引き締める。ネタバレになるのでそこは割愛。ラスト、一男とその愛娘まどかとのシーンが感動を誘う。おもしろかった!

    (2015年3月19日)

  • 億男

    2015年、本屋大賞ノミネート作品!宝くじに当選し突如として億万長者となった図書館司書が「お金と幸せ」をめぐる30日の大冒険を繰り広げる。経済社会において力の象徴として君臨し、幸せを導く一方で、人を狂わせかねない「お金」という存在。本作は「お金=ハッピー」という価値観を改めて見直せる物語です。経済学チックな難解さは全くなく、読み心地は極めて軽快。「私はお金には振り回されないよ!」と自負する人、はたまた宝くじが当たってしまった人(もちろんそうでない人も…)。そんな人に手に取ってもらいたい一冊です。

    (2015年3月4日)

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商品内容

要旨

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―。ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か?「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

出版社
商品紹介

『BRUTUS』の人気連載の川村元気さんの小説「億男」を書籍として発売。宝くじを当てた主人公のお金と幸せを探す旅。

出版社・メーカーコメント

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」 宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―――。ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か? 「億男」になった一男にとっての幸せとは何か? 九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

著者紹介

川村 元気 (カワムラ ゲンキ)  
1979年、横浜生まれ。上智大学新聞学科卒業後、東宝にて映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初小説『世界から猫が消えたなら』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)