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池田屋乱刃

出版社名 講談社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-06-219193-7
4-06-219193-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 331P 20cm

商品内容

要旨

「私は卑怯な男だ」。明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚にある真実を語り始めた―。「池田屋事件」。その後、日本は明治という近代国家に向かって急激に加速していく。池田屋で新選組に斬られ散っていった各藩の志士たち。吉田松陰や坂本龍馬といった熱源の周囲で懸命に生き、日本を変えようとした男たちの生き様と散り際を、最注目の作家が熱く描いた「志士たちへの挽歌」。幕末京都の、熱くて一番長い夜。道半ばで斃れ、日本の礎となった男たちを描ききった連作長編。

出版社
商品紹介

維新とは、志士とは何だったのか。「池田屋事件」で死んでいった志士を描いて幕末の「熱」の正体を暴く、最注目歴史作家の連作長篇。

著者紹介

伊東 潤 (イトウ ジュン)  
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞、『義烈千秋天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞および第1回高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)