稲作以前
新版
NHKブックス 1225
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2014年11月 |
ISBNコード |
978-4-14-091225-6
(4-14-091225-1) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 349P 19cm |
商品内容
要旨 |
「弥生時代に稲作が伝来してから日本は農耕の時代に入った」―おなじみの定説に異を唱え、変更を余儀なくさせるのが本書である。西南日本から北部インドにかけてフィールドワークをおこない、山村で続く焼畑が、稲作に先行する農耕の名残であることを示し、さらに、焼畑では雑穀とイモの栽培が中心であったことを解明して「日本文化=水田稲作文化」という見方までもくつがえしていく。民族学はじめ農学、地理学、生態学など多様な分野を横断しながら大陸と日本をつなぐ照葉樹林帯に共通文化があったことを提唱する「照葉樹林文化論」の記念碑的著作を、ここに復刊する。 |
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目次 |
序章 日本文化を考える(日本文化の基底にあるもの |
出版社 商品紹介 |
膨大なフィールドワークをもとに、水田耕作伝来以前の日本で焼畑農法が行われていたこと、その源流がアジア南部の照葉樹林帯にあったことを提唱し、日本文化の基層に迫る。 |