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石油の帝国 エクソンモービルとアメリカのスーパーパワー

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-478-02910-7
4-478-02910-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 642P 21cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

現代社会、経済はエネルギー資源を基盤としている。そして、近代以降の世界で中心的役割を果たしてきた資源といえば「石油」である。石油資源は、埋蔵されている地域が中東やアフリカなどに限られている。そのため先進国はその確保に躍起となり、石油と国際政治は切っても切れない関係となっている。石油の国際間の動きを支配しているのが、石油メジャーだ。いわゆるスーパーメジャーの代表格と言われるのがエクソンモービル、常に株式総額トップを争う米国を代表するグローバル企業である。本書は、世界中の国々の政治経済に深く関わり、米国政治の動向まで左右する存在であるにもかかわらず、これまでベールに包まれていた同社の姿を白日にさらす。この巨大企業が1990年代から現代に至る国際社会で、どのような考えのもと事業を展開してきたのか。ピュリツァー賞受賞者であり、現在コロンビア大学ジャーナリズム学部長でもある気鋭のジャーナリストが、徹底取材のもと明らかにしている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年02月27日])

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商品内容

要旨

アメリカ最大最強の企業が世界で繰り広げた資源獲得競争の知られざる裏側を余すところなく描き出す迫真の国際ドキュメンタリー。

目次

1 リー・レイモンド時代(鉄の管理体制
エクソンモービル誕生
妥協なきロビー活動
カネで買ったインドネシア
アラスカ沖、科学者の闘い ほか)
2 レックス・ティラソン時代(新リーダーの戦略転換
世界銀行を打ち負かしたチャド大統領
法廷に持ち込まれたガソリン漏洩事件
インドネシア軍の人権侵害
チャベス大統領を出し抜け ほか)

著者紹介

コール,スティーブ (コール,スティーブ)   Coll,Steve
1958年、ワシントンDC生まれ。オクシデンタル・カレッジ卒業後、雑誌のスタッフライターを経て、1985年よりワシントンポスト紙。89年よりインドで南アジア支局長、98年に編集局長などを歴任。2005年よりニューヨーカー誌で国際諜報機関や安全保障をテーマに取材を始める。2007年にワシントンDCに拠点を置く超党派の政策シンクタンク、ニューアメリカファウンデーション会長。2013年よりコロンビア大学ジャーナリズム大学院で学部長に就任
森 義雅 (モリ ヨシマサ)  
1965年北海道生まれ。北海道大学卒業後、(株)日本興業銀行入行(現(株)みずほ銀行)。石油公団出向を経て、2004年より国際石油開発(株)(現国際石油開発帝石(株))移籍。財務部門、海外事務所(リビア)の後、アメリカ・アフリカ事業本部にてプロジェクト推進業務(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)