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大モンゴルの世界 陸と海の巨大帝国

角川ソフィア文庫 I400−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-04-409218-4
4-04-409218-4
税込価格 1,210円
頁数・縦 369P 15cm

商品内容

要旨

13世紀の中央ユーラシアに突如現れ、史上最大の版図を創出したモンゴル。東西の国と文明を結ぶ一方、破壊や殺戮のイメージが先行し、やがて歴史の闇へ姿を消した大帝国の真実とは。ケシク制ほか独特の人間組織、国際商業ネットワークを利用した通商物流網、自治や実力主義を認める拠点支配―厖大な文献や史料を紐解き、その時代と実像に迫る。西欧中心の文明論や史観を覆し、新たな世界史像を提示する画期的モンゴル史!

目次

序章 失われた時をもとめて
第1章 中央ユーラシア世界
第2章 モンゴルの出現
第3章 西暦一二六〇年
第4章 あたらしい世界国家像
終章 薄明のなかへ

著者紹介

杉山 正明 (スギヤマ マサアキ)  
1952年、静岡県生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。京都大学文学部卒業後、79年に同大学大学院博士課程修了。主要研究テーマはモンゴル時代史。95年に『クビライの挑戦』(講談社学術文庫)でサントリー学芸賞、2003年に司馬遼太郎賞、06年に紫綬褒章、07年に『モンゴル帝国と大元ウルス』(京都大学学術出版会)で日本学士院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)