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百鬼夜行 定本 陽

文春文庫 き39−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-16-790273-5
4-16-790273-7
税込価格 1,155円
頁数・縦 607P 16cm
シリーズ名 百鬼夜行

商品内容

要旨

人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。そんな男、榎木津礼二郎にとりついているのは魚の眼だった(「目競」)。『狂骨の夢』『絡新婦の理』『邪魅の雫』他の名作、そして『鵺の碑』に登場する者たちの闇と因果を綴る怪異譚。魔術的な語りの果てに―妖しきものが現れる。初文庫化!

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
1963年、北海道小樽市生まれ。1994年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年、『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門、97年に『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花賞、2003年、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年、『後巷説百物語』で第130回直木賞、11年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)