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無頼のススメ

新潮新書 605

出版社名 新潮社
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-10-610605-7
4-10-610605-1
税込価格 770円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

「無類」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価…安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波乱万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!

目次

「頼るものなし」ということ
正義など通らないのが世の中だ
生きものとしての勘を磨く
すぐ役立つものはすぐ役に立たなくなる
人とつるまず、「孤」を知ること
願わくば七難八苦を与える
理不尽こそが人を育てる
例えば「無頼の流儀」とは
物乞いをするのは廃人と同じ
終わりなき愚行への想像力を〔ほか〕

著者紹介

伊集院 静 (イジュウイン シズカ)  
1950(昭和25)年山口県防府市生まれ。作家。立教大学文学部卒。『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)