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日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化

出版社名 築地書館
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-8067-1492-7
4-8067-1492-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 249P 20cm

商品内容

要旨

日本列島を覆う表土の約2割を占める真っ黒な土、クロボク土。火山灰土と考えられてきたこの土は、縄文人が1万年をかけて作り出した文化遺産だった。30年に及ぶ地質学の研究で明らかになった、日本列島の形成から表土の成長までを、風成層の堆積と、地すべり・崩壊などの侵食との関わりで、考古学、土壌学、土質工学も交えて解説する。

目次

第1章 地球の上の「土」(土と古代科学
土と地球の関係
「土」と「表土」と地質学)
第2章 「土」についての疑問(なぜ遺物は土の中?
土の色で遺物が違う
土壌学から「土」を見る ほか)
第3章 火山灰とローム(十和田で見る実物
「火山灰」とは
「ローム」とは ほか)
第4章 堆積母材と土壌の形成(堆積母材の素材
自生と他生の粘土鉱物
有機物の分解と無機物の残留 ほか)
第5章 表土の地質学(基盤礫の謎
風送塵と表土
土壌の攪乱 ほか)
第6章 日本列島の形成と表土の誕生(日本列島の生い立ち
関東地域の風成層
大阪層群と風成層 ほか)
第7章 山地の地形と表土(地形と表土
地すべり斜面の表土
一般斜面の急斜面の表土 ほか)
第8章 クロボク土の正体(広くクロボク土を観る
クロボク土を分解する
「黒い粒子」の正体 ほか)
第9章 クロボク土と縄文文化(縄文時代と微粒炭
野焼き・山焼きの現場
自然環境の変化と古代人 ほか)

著者紹介

山野井 徹 (ヤマノイ トオル)  
1944年長野県生まれ。1969年新潟大学大学院理学研究科修了。理学博士。新潟県庁に勤務後、山形大学教養部・理学部教授。専門は層位・古生物学(花粉分析)、応用地質学。2010年退職、山形大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)