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私たちの国際学の「学び」 大切なのは「正しい答え」ではない

出版社名 新評論
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7948-0999-5
4-7948-0999-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 262P 19cm

商品内容

要旨

本書では、国家と国家の関係だけを問題としてきた従来の国際学という学問を問い直します。本書の第一の目的は、この問い直しを通して「学び」の意味を発見していくことにあります。これまで学校型の勉強(教科に分断された、正解のある問題の学習)の反復や、それに基づく思考法とはまったく異なる視線で、「世界と私」「地域と私」「あなたと私」の関係のあり方を若い読者のみなさんと一緒に考えていきます。

目次

第1章 旅する世界
第2章 「第三世界」の「彼(女)ら」と「私」と「私たち」
第3章 環境問題とグローバリゼーション―自然環境が映し出すもの
第4章 国際観光の光と影
第5章 企業の多国籍化と地球市民社会
第6章 グローカリゼーションを考える
第7章 多文化社会を生きる「私」
第8章 つながるためのコミュニケーション―ことば/世界観/私とあなた
第9章 「豊かさ」について考えること―福島からの目線、沖縄への視点
第10章 パスポートから見た国際社会―地球市民社会に向けた国際社会へ

著者紹介

奥田 孝晴 (オクダ タカハル)  
1953年生。文教大学国際学部教授。専攻:国際学、アジア経済論、開発経済論
椎野 信雄 (シイノ ノブオ)  
1953年生。文教大学国際学部教授。専攻:社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)