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日本人「慰安婦」 愛国心と人身売買と

出版社名 現代書館
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7684-5751-1
4-7684-5751-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 265P 20cm

商品内容

要旨

「売春婦」なら被害者ではないのか?見過ごされてきた日本人「慰安婦」の被害を問う―

目次

第1章 日本人「慰安婦」はどう集められたか(日本人「慰安婦」の徴集と近代公娼制度
長崎事件・静岡事件大審院判決を読む―「慰安婦」強制連行は誘拐である
植民地朝鮮の公娼制度と「慰安婦」制度
日本軍の慰安所政策について)
第2章 日本人「慰安婦」はどう扱われたか?(日本人「慰安婦」の処遇と特徴―性奴隷を正当化した戦時ナショナリズムと「性の防波堤」論
書籍・雑誌にみる日本人「慰安婦」
慰安所業者の聞き取りから
沖縄・芭蕉敷の慰安所の事例―平岡知重さんの聞き取り
沖縄の日本軍慰安所)
第3章 日本人「慰安婦」の戦後はどうだったか?(日本人「慰安婦」の戦後―菊丸さんの場合
書籍・雑誌にみる日本人「慰安婦」の戦後
日本軍「慰安所」からRAA・占領軍「慰安所」へ)

著者紹介

西野 瑠美子 (ニシノ ルミコ)  
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)共同代表、日本人「慰安婦」プロジェクト・チーム。2004年度日本ジャーナリスト会議JCJ賞、第一回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞など受賞
小野沢 あかね (オノザワ アカネ)  
立教大学教授。専攻は日本近現代史・女性史。VAWW RAC運営委員、日本人「慰安婦」プロジェクト・チーム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)