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戦争・文学・表象 試される英語圏作家たち

出版社名 音羽書房鶴見書店
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-7553-0283-1
4-7553-0283-8
税込価格 3,850円
頁数・縦 335P 22cm

商品内容

目次

序 戦争と…
第1部 戦争、社会、個人(内乱というモーメント―『ウェイヴァリー』とブリテンの読者共同体
南北戦争後の「酒」と「金」―「禁酒作家」ルイザ・メイ・オルコットの場合
アスレティシズムへの抗議―イーヴリン・ウォーとアレク・ウォーのパブリック・スクール表象)
第2部 戦争の歴史化(「正史」と「記憶」―独立後のアイルランドとW.B.イェイツ
ユダヤ人、ホロコースト、そしてアイリス・マードック―ポスト・ヒットラーの世界における癒しの可能性
世界の中心で歴史を抱きとめる―ロバート・ペン・ウォレンと冷戦)
第3部 偏在する遠い戦争(再メディア化された戦争―女性たちが描いたクリミア戦争
サモア人になる―R.L.スティーヴンソンとサモア
イギリスの原爆小説―カズオ・イシグロとカミラ・シャムジー)
第4部 日常に潜入する戦争(教育、自然、戦争―『さびしさの泉』と『帰郷』
二度の大戦とブラックアウト―ヴァージニア・ウルフの『幕間』
空襲下の嘘と隠蔽―ボウエンの『日ざかり』と言語の混乱
アメリカ侵攻の悪夢―戦争映画としてのヒッチコック『鳥』)