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臓器移植の人類学 身体の贈与と情動の経済

出版社名 世界思想社
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-7907-1655-6
4-7907-1655-4
税込価格 4,290円
頁数・縦 284P 22cm

商品内容

要旨

新しい技術は生のとらえ方をどう変えたか?無償の臓器提供の背後に見え隠れする苦悩、部品化した身体の行方、脳死論争の現在…。制度と実践を緻密に分析することで、身体への技術的介入の先に現れる、生と死の姿を浮き彫りにし、社会と経済の秩序の再編プロセスを描き出す。

目次

臓器移植の人類学
第1部 臓器移植の経済論(社会政策としての贈与
「愛の経済」と市場経済)
第2部 医療実践と身体の変容(人はいかにして臓器を提供するか
レシピエントの身体における自己と他者
ドナー家族とレシピエントが出会うとき―匿名の贈与とその効果)
第3部 身体と経済の再編(正当性をめぐる政治―脳死論争の現在
グローバリゼーションと医療政策の行方
治療から数の調整へ―身体へのまなざしの変化)
技術とともにある生

出版社
商品紹介

無償で臓器提供した家族の背後に見え隠れする苦悩、部品化した身体の行方……制度と実践を緻密に分析。新技術が変えた生死の姿を描く。

著者紹介

山崎 吾郎 (ヤマザキ ゴロウ)  
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員を経て、大阪大学未来戦略機構(第一部門)特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)