商品内容
要旨 |
母を見送った美津紀は、ひとり、冬の箱根へ向かう。かつて、祖母、そして母が訪れた芦ノ湖畔のホテルで夫と女が交わしたメールを読んでいると、「あたしは愛されなかった」という真実が目の前に立ち上がった。過去を正視し、今後一人で暮らしていけるかを計算する美津紀。はたして人生の第二幕へ歩み出せるのか。大佛次郎賞受賞作。 |
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母の遺産 新聞小説 下
水村美苗/著
中央公論新社
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BK
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あたしは愛されなかった。避けてきた事実を認め、美津紀は過去と向き合う。離婚を思う中年女が迫られる「貧乏か夫か」の選択に、下した決断は――。