• 本

「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-478-02930-5
4-478-02930-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 373P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

我々の消費行動は明らかに変化してきている。とくに米国などの先進国では、ネットショッピングやダウンロード販売などの発達により、モノが欲しいときに、すぐに手に入るようになった。それによって、次第に人は「必要かどうか」ではなく「欲しい」という衝動のみで消費行動をとるようになる。本書では、消費をはじめとする社会のさまざまな側面で「衝動」が支配する「インパルス・ソサエティ」が出現していることを指摘。市場が「個人」に近づき、底なしの個人の欲望を満たすことが優先されることで、社会経済システムが不安定になっている。その現状を分析するとともに、人間同士のつながりを維持した持続可能な社会をつくるにはどうしたらよいかを提言している。著者はロサンゼルス・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙などで執筆するジャーナリスト。『石油の終焉』(光文社)、『食の終焉』(ダイヤモンド社)等の著書がある。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年05月27日])

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商品内容

要旨

欲しい物が、当たり前にすぐ手に入る―、そんな「豊かさ」の代償とは?私たちの「底なしの欲望」を取り込んで繁栄してきた社会経済システム。しかし、自己の欲求を満たすことを何よりも優先する社会には、もはや破滅への道しか残されていない!圧巻の取材力で、「知られざる現実」を解き明かす問題作。

目次

第1部 この社会の主役は誰なのか(束の間の繁栄と戦後時代
すべては株価のために
脳は目先の利益を重視する
すべてが金融化される社会)
第2部 壊れかけた社会の断面(「いいね!」を渇望する人々
追いやられ、捨てられた労働者
もっと新しい、もっと高額な医療を
ブランド化、マーケティング化する政治)
第3部 再びつながり合う社会へ(私たちはどこへ向かうのか)

おすすめコメント

かつて経済発展は社会全体の利益をもたらしていた。しかし、個人、企業そして政治までが近視眼的で自己中心的に振る舞うインパルス・ソサエティでは、富は奪い合うものでしかない。その結果、社会全体は消耗し、もはや持続不可能となりつつある。この現状からいかにして脱却を図り、どんな社会を目指していくべきなのか。

著者紹介

ロバーツ,ポール (ロバーツ,ポール)   Roberts,Paul
ジャーナリスト。ビジネスおよび環境に関する問題を長年取材。経済、技術、環境の複雑な相互関係を追求している。ロサンゼルス・タイムズ紙、ワシント・ポスト紙、ニューリパブリック誌、ニューズウィーク誌、ローリングストーン誌などで執筆するほか、テレビやラジオにも多数出演している。ワシントン州在住
神保 哲生 (ジンボウ テツオ)  
ジャーナリスト/『ビデオニュース・ドットコム』代表。1961年東京生まれ。国際基督教大学(ICU)卒。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。AP通信などアメリカ報道機関の記者を経て1994年独立。以来、フリーのビデオジャーナリストとして日米を中心とする世界各国の放送局向けに映像リポートやドキュメンタリーを多数提供。2000年、日本初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立し代表に就任
東方 雅美 (トウホウ マサミ)  
慶應義塾大学法学部卒、米国ボストン近郊にあるBabson Collegeの経営大学院を修了し修士号(MBA)を取得。出版社、民間経営大学院の出版部門を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)