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原子爆弾1938〜1950年 いかに物理学者たちは、世界を残虐と恐怖へ導いていったか?

出版社名 作品社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-86182-512-5
4-86182-512-1
税込価格 4,180円
頁数・縦 631P 20cm

商品内容

要旨

広島・長崎原爆70年。新資料によって、初めて明らかにされる“歴史の真実”と“人間ドラマ”。1938年、ドイツで核分裂発見。亡命ユダヤ人、独米ソの物理学者やスパイによる国家の命運を賭けた“原爆開発戦争”が始まる。そして…

目次

プロローグ ベルリンからの手紙―発見された核分裂 1938年12月〜1939年9月
第1部 物理学者たちの戦い(ウランフェライン―始まったナチスの核開発 1939年9月〜1940年7月
足踏みする米の核開発―亡命科学者と政府機関の軋轢 1939年9月〜1940年9月 ほか)
第2部 原爆開発競争(兵器としての核物理学―ナチス高官と物理学者の駆け引き 1942年3月〜11月
史上初の臨界達成―マンハッタン計画の誕生 1939年9月〜1940年9月 ほか)
第3部 戦争と原爆投下(ボーアの先見性―物理学者たちの研究生活と葛藤 1943年11月〜1944年5月
漏洩する機密―ロスアラモスのソ連スパイたち 1944年2月〜12月 ほか)
第4部 世界に広がる核の恐怖(新たな戦争の始まり―スターリンの焦り 1945年8月〜1946年2月
鉄のカーテン―核の国際管理か国家管理か 1945年9月〜1946年3月 ほか)
エピローグ 恐怖の均衡―冷戦と相互確証破壊

著者紹介

バゴット,ジム (バゴット,ジム)   Baggott,Jim
世界的に著名なサイエンスライター。1957年、イギリスのサウサンプトン生まれ。イギリスのマンチェスター大学で化学修士号を1978年に取得し、そのわずか3年後に、オックスフォード大学の博士号を取得。オックスフォード大学、アメリカのスタンフォード大学の大学院特別研究員として研究活動をしたのち、イギリスのレディング大学の化学講師となった。しかし大学を辞めてビジネスの世界に入り、11年間、石油業界で働いたのち、ビジネスコンサルタント、トレーニングコンサルタント会社を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)