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現代語訳平家物語 下

岩波現代文庫 文芸 262

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-00-602262-4
4-00-602262-X
税込価格 1,496円
頁数・縦 376P 15cm
シリーズ名 現代語訳平家物語

商品内容

要旨

『平家物語』は、平清盛を主とした平家一族の全盛から、滅亡に至るまでを描いた軍記物語の代表作。多彩な人物を登場させ、人物間の葛藤、雄大な合戦場面が次々に展開される。琵琶法師により語られた律動感溢れる哀切極まりない名文は、今なお読む者を飽きさせない。『平家物語』を長く愛読してきた文豪の名訳で味わう。下巻には、木曽義仲の侵攻と最期、源義経の平家追討の挙兵、そして壇ノ浦の戦いでの平家の滅亡まで、巻七から巻十二を収める。

おすすめコメント

平家一族の全盛から、滅亡に至るまでを描いた軍記物語の代表作。多彩な人物の葛藤、雄大な合戦の展開するドラマは読むものを飽きさせない。律動感溢れた、雄勁にして哀切を極めた物語を、文豪の現代語訳で味わう。

著者紹介

尾崎 士郎 (オザキ シロウ)  
1898‐1964年。小説家。愛知県幡豆郡(現西尾市)生まれ。早稲田大学政治科中退、大逆事件の真相解明のため売文社に拠る。高畠素之を追って国家社会主義に身を投じる。1921年に『獄中より』で、小説家として独立する。1933年から「都新聞」に早大生青成瓢吉の人生遍歴を描いた『人生劇場』を連載し、大ベストセラーの長編小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)