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きっと、夢にみる

角川文庫 ゆ12−3 競作集〈怪談実話系〉

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-04-103105-6
4-04-103105-2
税込価格 616円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

幼稚園に通う息子が口にする「だまだまマーク」という言葉に隠された秘密、夢の中の音や風景が現実に滲み出して追いつめられてゆく恐怖、ひょんなことから少女が目にしてしまった女性の顔を持つ鯉…。しっかりと目を開けていたはずなのに、ふとした瞬間に歪む風景と不穏な軋みを、卓越した書き手たちが端正な筆致で紡ぎだす。現実と虚構のあわいに花開く幻夢10篇が読者を魅了する、書き下ろし怪談競作集。

おすすめコメント

幼い息子が口にする「だまだまマーク」ということばに隠された秘密、夢で聞こえる音が生活を脅かしていく異様さ……ふとした瞬間に歪む現実の風景と不協和音を端正な筆致で紡ぐ。読む者を恐怖に誘う豪華怪談競作集。

著者紹介

東 雅夫 (ヒガシ マサオ)  
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長で、怪談専門誌「幽」の編集長を経て、現在は編集顧問。『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)で第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)