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南方熊楠 日本人の可能性の極限

中公新書 2315

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-12-102315-5
4-12-102315-3
税込価格 968円
頁数・縦 283P 18cm

商品内容

要旨

百科事典を丸ごと暗記、二十以上の言語を解した、キューバ独立戦争参戦といった虚実さまざまな伝説に彩られ、民俗学、生物学などに幅広く業績を残した南方熊楠。「てんぎゃん(天狗さん)」とあだ名された少年時代、大英博物館に通いつめた海外放浪期。神社合祀反対運動にかかわり、在野の粘菌研究者として昭和天皇に進講した晩年まで。「日本人の可能性の極限」を歩んだ生涯をたどり、その思想を解き明かす。

目次

第1章 驚異的な記憶力を持った神童―和歌山・東京時代(「てんぎゃん」というあだ名を付けられて
好きな教科、嫌いな教科
「深友」羽山兄弟)
第2章 アメリカ時代(渡米の背景と目的
大学中退と独学への助走
ピストル一挺を持って突然のキューバ採集旅行)
第3章 大英博物館の日々―ロンドン時代(学問のメッカ、ロンドンへ
『ネイチャー』投稿と大英博物館
土宜法龍と「事の学」)
第4章 無念の帰国と思想の深化―那智隠栖期(失意の帰国
オカルティズム研究へ
「南方曼陀羅」
「やりあて」―偶然の域を超えた発見や発明・的中)
第5章 那智山を下りる熊楠―田辺時代1(神社合祀反対運動
粘菌という中間生物)
第6章 蓄えてきた知を爆発させて―田辺時代2(柳田國男との出会いと別れ
家族と日々の暮らし
晩年の夢―夢日記)

おすすめコメント

百科事典を丸ごと暗記、二十以上の言語を解したなど虚実多くの伝説に彩られた南方熊楠。その破天荒な生涯をたどり、思想と業績を紹介。

著者紹介

唐澤 太輔 (カラサワ タイスケ)  
1978年(昭和53年)、神戸市に生まれる。2002年、慶應義塾大学文学部卒業。2012年、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学社会科学総合学術院助教などを経て、現在、同大学国際言語文化研究所招聘研究員。2009年、論文「ひらめきと創造的活動のプロセス―南方熊楠の「やりあて」に関する考察を中心に」で涙骨賞、小野梓記念学術賞受賞。専攻、哲学、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)