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鴨川食堂

小学館文庫 か38−1

出版社名 小学館
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-09-406170-3
4-09-406170-3
税込価格 627円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

鴨川流と娘のこいし、トラ猫のひるねが京都・東本願寺近くで営む食堂には看板がない。店に辿り着く手掛かりはただひとつ、料理雑誌『料理春秋』に掲載される“鴨川食堂・鴨川探偵事務所―“食”捜します”の一行広告のみ。縁あって辿り着いた客は、もう一度食べてみたいものに出会えるという。夫の揚げていたとんかつを再現したいという女性、実母のつくってくれた肉じゃがをもう一度食べたいという青年など、人生の岐路に立つ人々が今日も鴨川食堂の扉を叩く。寂しさも辛さも吹き飛ばす、美味しい六皿をご用意しました。京都のカリスマ案内人、初の小説!

出版社・メーカーコメント

京都発! 思い出の「味」、捜します。第一話 鍋焼きうどん――番おいしかったものにもう一度出会うのは難しい。窪山秀治は数年前に妻を亡くし、定年後に新たな伴侶と巡り会った。彼女は秀治の大好物だけうまく作れないという。第二話 ビーフシチュー――プロポーズされたレストランが思い出せない!?師走に入ると、京の都もせわしない。二人の老婦人が、55年の食を求めて看板もない食堂に入っていった。第三話 鯖寿司――おいしさに勝るのは、思い出というスパイス。総理大臣である岩倉友海が探しているのは、50年も前食べさせてもらったおやつがわりの品だった。第四話 とんかつ――“おいしい”の一言を、忘れる料理人はいない。大分でピアノ教師をしている広瀬須也子の元夫は、京都でとんかつ屋を開いていたが、余命三ヶ月だという。第五話 ナポリタン――おいしいものを食べると、泣けてくる。浜松に住む女子大生・美月明日香が探しているのは、祖父が旅行先で食べさせてくれた黄色いスパゲティだった。第六話 肉じゃが――男のソウルフードは、おふくろの味。六本木ヒルズ在住の実業家・伊達久彦は、亡き母が作ってくれた肉じゃがを食べてみたいという。

著者紹介

柏井 壽 (カシワイ ヒサシ)  
京都生まれの京都育ち。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)