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沖縄戦いまだ終わらず

集英社文庫 さ48−3

出版社名 集英社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-08-745318-8
4-08-745318-9
税込価格 792円
頁数・縦 411P 16cm

商品内容

要旨

戦後70年の沈黙を破って、孤児たちが“あの夏”の辛く哀しい記憶を語り始めた。だが、オスプレイ、米軍基地、集団レイプ…沖縄の現状はあの頃と変わっていない。沖縄の叫びはなぜ本土に届かないのか。『僕の島は戦場だった』を改題し、米軍普天間基地の辺野古移設問題が争点だった2014年県知事選挙の原稿を加え、今なお続く“沖縄戦”に迫る。現代日本の歪みを暴く渾身のルポルタージュ。

目次

第1章 「援護法」という欺瞞
第2章 孤児たちの沖縄戦
第3章 「幽霊は私の友だち」
第4章 那覇市長の怒り
第5章 「集団自決」の真実
第6章 沖縄の民意はなぜ日本に届かないのか

出版社・メーカーコメント

オスプレイ、米軍基地、集団レイプ……戦後70年が経った今も、沖縄の戦争はいまだに続いている。沈黙を破った戦争孤児たちの言葉から、沖縄の戦後史を辿り日本の現代を逆照射する。(解説/大田昌秀)

著者紹介

佐野 眞一 (サノ シンイチ)  
1947年、東京生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。97年、『旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三』で、第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦―乱心の曠野』で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)