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子どもと絵本 絵本のしくみと楽しみ方

出版社名 人文書院
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-409-18005-1
4-409-18005-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

「絵本は、子どもが生まれてはじめて出会う文学であり、芸術である」―現実に飛び込むまえに、絵本は世界を知る入口であるということをスタートに、絵本の基本的なしくみやしかけを丁寧に解説。また見て、聞いて、触れて楽しむという絵本の特性、それを活かしたメッセージの味わい方を紹介、創作の舞台裏にも迫ります。絵本に興味のある学生だけでなく、子どもと絵本を楽しむ親や図書館司書、読み聞かせグループ、幼稚園や保育の現場の人たちに向けた優しい語り口の絵本入門。

目次

1 絵本のしくみ(絵本のきほん
絵本の「色」「形」「線」
ことばで語り、絵で語る
絵本のストーリー
物語の結び方)
2 絵本作家のあゆみ(挫折をユーモアで乗り越える―アンソニー・ブラウンのあたたかい絵本
徹底した観察者―ロバート・マックロスキーとカモの親子
自分探しの旅に生きた芸術家―レオ・レオニと「ありのままの自分」
想像力を刺激する―エリック・カールのしかけ絵本
コールデコットをめざした画家―絵で物語るモーリス・センダック)

著者紹介

藤本 朝巳 (フジモト トモミ)  
1953年熊本県生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。米国ポートランド州立大学留学。2007年度ケンブリッジ、アングリア・ラスキン大学客員研究員。現在、フェリス女学院大学文学部教授。日本イギリス児童文学会事務長。絵本学会理事。JBBY(日本国際児童図書評議会)理事などを歴任、日本口承文藝学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)