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善と悪の経済学 ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-492-31457-9
4-492-31457-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 485,91P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

資本主義の限界が叫ばれるなど、旧来の経済学理論は、混迷する現代世界の諸問題に対処しきれなくなってきている。本書で著者は、現在主流になっている経済学は、本来の経済学とは異なることを指摘し、“古い考え”の多くに立ち戻るべきと主張する。4,000年以上前の人類最古の著作物であるギルガメシュ叙事詩、旧約聖書、ギリシャ神話などにはすでに経済学の考え方が示されており、そこには倫理や哲学の要素も含まれていた。ところが現代の経済学はそれらを排し、価値判断を含まない数学的分析を主とするものになっている。本書では、古代の神話から続く経済学、経済思想の歴史を紐解きながら、いつどのように経済学が変質していったのかを明らかにしている。著者はチェコ共和国初代大統領の経済アドバイザーを務めた経済学者。本書はチェコでベストセラーになり、15の言語に翻訳されている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年07月10日])

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商品内容

要旨

人類の幸福を示せるか?欧州騒然!チェコのベストセラー、ついに日本上陸。歴史、哲学、心理学、古代の神話。知の境界を越える5000年の旅。経済学の進むべき道はここにある。

目次

経済学の物語―詩から学問へ
第1部 古代から近代へ(ギルガメシュ叙事詩
旧約聖書
古代ギリシャ
キリスト教
デカルトと機械論 ほか)
第2部 無礼な思想(強欲の必要性―欲望の歴史
進歩、ニューアダム、安息日の経済学
善悪軸と経済学のバイブル
市場の見えざる手とホモ・エコノミクスの歴史
アニマルスピリットの歴史 ほか)

おすすめコメント

2008年のリーマンショックを機に、経済学への信用は失墜した。経済学は、いつから、どのようにして象牙の塔の学問となったのか? 失われた信用を取り戻すために、経済学はこれからどこへ向かえばいいのか? チェコ共和国で大統領の経済アドバイザーを務めた気鋭の論客が、神話、哲学、宗教、経済学の文献を渉猟しながら、21世紀の経済学の進むべき道を示す。経済学の歴史を深く知ることは、経済学の可能性を最大限に示してくれる。経済学は、その始まりのときと同じように、倫理の問題を取り扱うべきだ。経済の研究が、科学の時代から始まったわけではない。刺激的な主張を繰り出し、経済学のルーツを探る旅に読者を誘う。・チェコで7万部を超えるベストセラーとなり、15jカ国語に翻訳され、2012年にドイツのベスト経済書賞(フルランクフルト・ブックフェア)に輝いた話題作。・チェコの初代大統領、ヴァーツラフ・ハヴェル氏によるはしがきつき ・チェコを代表する気鋭の経済学者による主流派経済学批判 ・主流派経済学へのもやもやした不信感のすべてをずばっと記述! ・専門家がまゆをひそめるような刺激的な主張の数々。経済学は物語の力を信じるべきだ/経済モデルは虚構、もっといえば神話にすぎない?/ 人間はこれだけ好き勝手にやっていながら、それほど幸福でないとしたら悲しいことだ/ 経済学者は何の予知能力も持ち合わせていないにもかかわらず、社会科学のなかで いまだに将来予測にひどく熱心なのは、経済学者である。

著者紹介

セドラチェク,トーマス (セドラチェク,トーマス)   Sedlacek,Tomas
1977年生まれ。チェコ共和国の経済学者。同国が運営する最大の商業銀行の一つであるCSOBで、マクロ経済担当のチーフストラテジストを務める。チェコ共和国国家経済会議の前メンバー。「ドイツ語圏最古の大学」と言われるプラハ・カレル大学在学中の24歳のときに、初代大統領ヴァーツラフ・ハヴェルの経済アドバイザーとなる。2006年には、イェール大学の学生らが発行している『イェール・エコノミック・レビュー』で注目株の経済学者5人のうちのひとりに選ばれた
村井 章子 (ムライ アキコ)  
翻訳家。上智大学文学部卒業。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)