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バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

幻冬舎文庫 か−32−2

出版社名 幻冬舎
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-344-42346-6
4-344-42346-1
税込価格 759円
頁数・縦 358P 16cm

商品内容

要旨

何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口すざむバウルの歌。宗教なのか、哲学なのか、それとも??譜面にも残されていないその歌を追いかけて、バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ。音色に導かれるかのように聖者廟、聖地、祭、ガンジス河を転々とした先に見つけたものとは。12日間の彷徨の記録。第33回新田次郎文学賞受賞作。

目次

第1章 はじまりの糸
第2章 バラバラの船と映画監督
第3章 聖地行きの列車
第4章 二人のグル
第5章 タゴールとラロン、自由への闘争
第6章 メラという静かな狂乱
第7章 「知らない鳥」の秘密
最終章 ガンジスの祭宴

著者紹介

川内 有緒 (カワウチ アリオ)  
東京都出身。日本大学藝術学部卒、ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米地域の研究を行う。2004年に渡仏し国連機関に五年半勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)