• 本

北朝鮮の核心 そのロジックと国際社会の課題

出版社名 みすず書房
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-622-07895-1
4-622-07895-3
税込価格 5,060円
頁数・縦 339,16P 20cm

商品内容

要旨

略史から政権分析、リアルな日常を伝えるコラムまで、最新の基礎知識と政策論を網羅。在韓国ロシア人歴史家による今最も充実した北朝鮮論。2015年改訂版。

目次

第1章 金日成のつくりあげた社会とその軌跡(金大尉の帰国
戦争とその影響 ほか)
第2章 危機の二〇年(そして世界は変わった
よみがえる資本主義 ほか)
第3章 生き残りの論理(改革は政治的集団自殺に等しい
市場経済活動の(不首尾な)取り締まり ほか)
第4章 最高領導者とその時代(ついに登場、「若大将」
新しい時代の唐突な到来 ほか)
第5章 生き残りをかけた外交(核カードをちらつかせる
援助最大化外交 ほか)
第6章 何をなすべきか(鞭が弱すぎたわけ
飴が甘くなったわけ ほか)
第7章 準備を整える(最悪の事態について考える
最も無難な解決策としての連邦制 ほか)

出版社
商品紹介

我々は北朝鮮をどう捉えるべきか。金正恩は国をどこへ導くのか。ソ連生まれソウル在住の著者の情報力と歴史学の洞察で読む最新情勢。

おすすめコメント

ソ連生まれソウル在住(国民大学校教授)の著者の情報力と、歴史学の洞察で読む北朝鮮情勢。建国から混沌へ陥る歴史から金政権の内部論理を明らかにし、国際社会がとるべき政策について、冷酷なまでに現実的な独自の提案を行っている。さらに「ニューリッチ」「労働者の給与」「南北統一の費用」など北朝鮮の現実に切り込むコラムをおり交ぜ、読ませる。2014年刊行の改訂版から翻訳の、今最も充実した、かつ最新の一冊。

著者紹介

ランコフ,アンドレイ (ランコフ,アンドレイ)   Lankov,Andrei
韓国・国民大学教授。レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。レニングラード国立大学を卒業後、同大学の博士課程を修了。金日成総合大学に留学した経験もある
山岡 由美 (ヤマオカ ユミ)  
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。出版社勤務を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)