• 本

海軍の日中戦争 アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ

出版社名 平凡社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-582-45448-2
4-582-45448-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 479P 20cm

商品内容

要旨

海軍=善玉の通説を覆す、真珠湾攻撃の知られざる事実。日中戦争を対米英戦の実戦演習ととらえ、南進と大規模な空爆を決行、さらなる泥沼化を進めたのは海軍だった。国の命運より組織的利益を優先させ、ついにはアジア太平洋戦争へ。東京裁判でつくり上げられた「海軍免責論」「海軍神話」に真っ向から挑む力作。

目次

第1章 海軍が仕掛けた大山事件
第2章 南京渡洋爆撃―「自滅のシナリオ」の始まり
第3章 海軍はなぜ大海軍主義への道を歩みはじめたのか
第4章 パナイ号事件―“真珠湾攻撃への序曲”
第5章 海軍の海南島占領と基地化―自覚なきアジア太平洋戦争への道
第6章 決意なきアジア太平洋戦争開戦への道

出版社
商品紹介

日中戦争から日米開戦に陸軍を引きずり込んだのが実は海軍であった事実を解明し、海軍善玉論の通説を実証的に覆す衝撃作。

著者紹介

笠原 十九司 (カサハラ トクシ)  
1944年、群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程文学研究科東洋史学専攻中退。都留文科大学名誉教授。学術博士(東京大学)。専門は中国近現代史、日中関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)