• 本

これでいいのか秋田県 過疎化の最先端秋田県カギはコンパクト化

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-89637-516-9
4-89637-516-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 139P 26cm

商品内容

目次

過疎化の最先端秋田県 カギはコンパクト化 切り捨て御免で突き進め!
第1章 一瞬の栄光と挫折が連続する秋田史
第2章 男も女も見栄っ張り!?特徴的すぎる秋田気質の謎を追った
第3章 どん底だから見えてきた秋田市の街作り
第4章 県央の合併はまさに騙し合いと裏工作
第5章 復活の道が遠すぎる県北の憂鬱
第6章 県南を襲った新幹線の光と影
第7章 開き直れば見えてくる秋田の未来

出版社・メーカーコメント

本書は、同シリーズ68作品目となり、東北圏では5作品目です。昨今、「地方創生」という言葉が、盛んに聞かれるようになりました。これは、現在政権を握っている自由民主党が、伝統的に地方を重視する政党だという事情もありますが、それを差し引いても、そろそろ本格的に対策を講じないとヤバいという状況が生んでいる現象です。東北6県の中でも、秋田県は、人口減少・過疎化・高齢化・各エリア中心部のシャッター街化・観光産業の衰退などが激しく、同じく危機にあえぐ近隣県と比較しても、米価の低落で最大の武器「あきたこまち」が牽引力を失い、都市力では宮城に惨敗、リンゴの青森、サクランボの山形とは、特産品でも後塵を拝し、東北自動車道、東北新幹線というメインルートを持つ盛岡にも、総合力で敗北している感が強くあります。しかし、実際のところ相当追い込まれている秋田県ですが、本当にあとは「消滅」を待つばかりなのでしょうか? 実は今、秋田県は大逆転に向けたスタートを切った状態に見えます。もちろん、逆転勝利のためには、膨大な問題を解決し、目に見える成果のない努力を、長期間続けなければならないかもしれません。秋田県人の「気質」が、それを邪魔することだってあるでしょう。当編集部は、様々なデータを分析し、実際に秋田県内をくまなく歩き周り、色々な話を聞いてきました。本書は、秋田県の多くの問題点を指摘しつつ、今、秋田県がどういう状態で、どういうことが起こり、この先どんな未来が待っているのかを、ひとつひとつ解き明かしていきます。

著者紹介

鈴木 士郎 (スズキ シロウ)  
1975年東京都生まれ。編集者・ライター。出版社などを経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)