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「昔はよかった」病

新潮新書 626

出版社名 新潮社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-10-610626-2
4-10-610626-4
税込価格 814円
頁数・縦 221P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

私たちの日常生活や、テレビや新聞、ネットなどのメディア上で「昔はよかった」という懐古的な言説がなされることがある。さまざまな事象について、現在の状況と、その発言者の若かった時代や戦前などを比べ、「それにひきかえ今は…」というように現状への不平不満が、その後に述べられることが多い。「イタリア生まれの日本文化史研究家」を自称する本書の著者は、そのような言説を一刀両断にする。「昔」の統計データや新聞記事などをひきながら、さまざまな事象について「今も昔もそれほど変わらない」「むしろ昔のほうが悪かった」といった事実を明らかにし、欺瞞に陥りがちな日本人特有のメンタリティや言動に、軽妙な文体で批判を加える。なお、本書は雑誌『新潮45』の2013年12月号から2014年12月号に連載された「むかしはよかったね?」をまとめたものである。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年09月02日]

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商品内容

要旨

「昔はよかったね」―日本人はそう言って今を嘆き、過去を懐かしむばかりだ。昔は安全だったのに、子どもは元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに…。しかしそれは間違いだ。捏造された追憶、あるいは新しいものを否定する年長者のボヤキにすぎない。資料を丹念に分析し、シニカルな視点で通説を次々ひっくり返す。「昔はよかった」病への特効薬となる大胆不敵の日本論。

目次

ありがた迷惑、火の用心
治安のいい日本で暮らせてよかった〜!
長くて短いクレーマーの歴史
そうだ、長者に聞こう。
コーラとウーロン茶
まちがいだらけの自警団
きれいなおねえさんは、好きですか?
安全・安心ウォーZ
ハイテンションな元気をもらいました!
熱中症時代 戦前編
ありのままの敬老の日
ウザい絆とキモいふれあい
注文の多いブラック商店街

おすすめコメント

日本人はなぜ過去を美化してしまうのか。本当に昔はよかった? 絆や情があった? 礼儀や根性を重んじていた? 記憶の美化、現況への不満から「昔はよかった」病がうまれる。「劣化論」の?を暴いた大胆不敵の日本人論。