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モビリティをマネジメントする コミュニケーションによる交通戦略

出版社名 学芸出版社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-7615-2601-6
4-7615-2601-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 189P 21cm

商品内容

要旨

「成功例」から読み解くモビリティ・マネジメントの手引き、決定版!市民の「意識」や「常識」に働きかけ、クルマへの「過度の依存」から、「かしこく使う」方向へ、人々の自発的な行動転換をはかるモビリティ・マネジメント(MM)。その考え方や手法、効果を、初めてMMを担当する人、壁にぶつかっている人のために説く。まちづくり、バス、鉄道、渋滞等、あらゆる問題の処方箋。

目次

「モビリティ・マネジメント」とは何か
第1部 まち・地域とモビリティ(公共交通の活性化を通した「交通まちづくり」を進めたい―交通まちづくりMM
地方で「バス」を活性化したい―バス活性化MM
ローカル鉄道を活性化したい―鉄道活性化MM)
第2部 多様なモビリティ・マネジメント実践(子どもたちに「交通」の大切さを教えたい―MM教育
「道路の混雑」をなんとかしたい―TDMとしてのMM
MMの色々な可能性)

おすすめコメント

交通渋滞、バスや鉄道の経営難、中心市街地の衰退、これは人間が引き起こした社会的な問題だ。そこで市民の意識や常識に働きかけ、クルマ依存からクルマをかしこく使う方向へ、人々の自発的な行動転換をはかるのがモビリティ・マネジメント(MM)だ。その考え方や手法を初めてMMを担当する人、戸惑いがある人へ説く。

著者紹介

藤井 聡 (フジイ サトシ)  
京都大学大学院工学研究科(都市社会工学)教授、京都大学レジリエンス研究ユニット長、ならびに第二次安倍内閣内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。1968年生まれ。京都大学卒業後、スウェーデンイエテボリ大学客員研究員、京都大学助教授、東京工業大学教授等を経て現職。専門は都市計画、国土計画、経済政策等の公共政策論および実践的人文社会科学研究
谷口 綾子 (タニグチ アヤコ)  
筑波大学大学院システム情報工学研究科准教授。1973年生まれ。北海道大学工学部土木工学科卒業、博士(工学)。建設コンサルタント勤務、日本学術振興会特別研究員(PD・東京工業大学)等を経て現職。専門は都市交通計画。03年都市計画学会論文奨励賞、06年第一回米谷・佐佐木賞、09年第34回交通図書賞を受賞
松村 暢彦 (マツムラ ノブヒコ)  
愛媛大学大学院理工学研究科教授。1968年生まれ。大阪大学工学部土木工学科卒業、博士(工学)。大阪大学工学部助手等を経て現職。専門は地域計画、土木計画。10年都市計画学会年間優秀論文賞、13年工学教育賞業績賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)