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心臓外科医がキャリアを捨ててCEOになった理由(わけ) what one likes,one will do well.

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-492-04572-5
4-492-04572-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 231P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

2007年、医療界では画期的なイノベーションだった補助人工心臓「デュラハート」が欧州で販売開始された。これはテルモ子会社の米国法人「テルモハート」が開発したもので、日本企業の補助人工心臓では初めて欧州の承認を得たものだった(日本では2010年に承認)。同社のCEOとしてこの偉業を達成したのが本書の著者、野尻知里さんだ。心臓外科医としてキャリアをスタートし、39歳のときに企業の研究所で非正規という立場で研究職に転身、その後、テルモハートの経営者に。2007年「日本イノベーター大賞」受賞、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」で総合ランキング1位を獲得。現在は、東京大学COI研究推進機構で国民の健康増進をめざす国家プロジェクトの副機構長を務める。本書では、紆余曲折を経て、粘り強く自ら切り拓いてきたキャリアを振り返るとともに、性別、年齢の壁を越えてチャレンジを続けるためのものの考え方、行動のコツを伝授している。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年09月16日]

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商品内容

要旨

京大医学部卒業後、心臓外科医としてキャリアを歩み、39歳でメーカーの人工心臓開発チームリーダーに転身。そしてCEOとして世界へ。未来は何歳からでも変えられる。

目次

1 世界で通用する「仕事力」を磨く(「臨床の現場で救えない命を救いたい」が原点
「キャリアダウン」と言われた転身 ほか)
2 「働く」理由とその原点(自立するために、働く
いじめを克服した時、とんでもない強さを手に入れた ほか)
3 男のような女にはなるな(評価される女性がやっている6つのこと
ブレイクスルーは自分で仕掛ける ほか)
4 成功者の資質(どんな相手からも貧欲に学ぶ
人に好かれる人が絶対的に備えている武器 ほか)

おすすめコメント

心臓外科医→研究者→経営者として、グローバルに道を切り開いてきた著者の「キャリアのブレイクスルーのつくり方」

著者紹介

野尻 知里 (ノジリ チサト)  
1952年愛知県生まれ。大阪府立北野高等学校を卒業したのち、京都大学理学部に入学。京都大学医学部を受験し直し、再入学。その後、小倉記念病院、熊本赤十字病院、東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所などで、心臓外科医としてのキャリアを歩む。1986年に医学博士号を取得。同年から1989年まで米国ユタ大学に留学。1991年よりテルモ株式会社で人工心臓の開発に従事。2003年に同社米国法人テルモハート社長兼CEOに就任。日本イノベーター大賞(2007年)受賞、日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」で総合ランキング1位、リーダー部門1位。現在は東京大学COI(センター・オブ・イノベーション)研究推進機構で、国民の健康増進を目指す国家プロジェクトの副機構長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)