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人猿同祖ナリ・坪井正五郎の真実 コロボックル論とは何であったか

出版社名 六一書房
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-86445-071-3
4-86445-071-4
税込価格 4,070円
頁数・縦 389P 21cm

商品内容

目次

第1章 日本人類学の立ち上げ
第2章 コロボックル論争前夜
第3章 横穴論とその論争
第4章 コロボックル論とその論争
第5章 日本石器時代に「ない」とされた二つへの挑戦
第6章 坪井の真実

おすすめコメント

「日本人はどこから来たのか」の厚い壁に挑んだ最初の人類学者、坪井正五郎。我が国人民は天孫民族であるを誇りに、明治の近代化が始まった時、大森貝塚も発見された。しかしここには食人痕跡ある人骨も発見されて、ではこの野蛮人種は一体誰かと、学界・国民沸き立った。多くがアイヌ説を唱える中で、日本人類学の父・坪井正五郎は、アイヌの伝説に登場する「コロボックル」と導いた。大きな批判の嵐の中、神話歴史と闘った坪井の真意は・・・。

著者紹介

三上 徹也 (ミカミ テツヤ)  
1956年長野県岡谷市生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。現在、長野県上伊那農業高校教員。第10回尖石縄文文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)