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なぜドイツではエネルギーシフトが進むのか

出版社名 学芸出版社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-7615-2603-0
4-7615-2603-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 199P 19cm

商品内容

要旨

地域の価値が創造され、雇用が生まれる再生可能エネルギーの現場。

目次

1章 ドイツ再生可能エネルギーの今(エネルギーシフトを進めてきたドイツ
ドイツと日本、ここが違う
まずは省エネから始める)
2章 エコ建築で電力消費を減らす(パッシブハウスは未来建築
エネルギー消費を抑えた住宅地開発)
3章 再生可能エネルギーは未来産業(市民が主体的に組織をつくる
自治体のサポートによる事業展開
収益と持続性を両立する企業の取り組み
市民がつくった電力会社―シェーナウ電力会社)
4章 市民を行政が後押しする(行政主導によるエコなまちづくり
再生可能エネルギーを推進する―ニーダーザクセン州)
5章 ドイツのジレンマ(課題が山積する原発の終焉
これからが本番。ドイツのエネルギーシフト)

おすすめコメント

国民の総意により脱原発を宣言したドイツ。再生可能エネルギーが電力消費量の約3割を占めるまでに普及しているのはなぜか。それは人々の環境意識が高いだけでなく、投資が報われる仕組みや法制度が支えている。市民、企業、行政がどんな取り組みをしているのか、ドイツ・ハノーファー在住の著者が、市民目線で最前線を紹介する。

著者紹介

田口 理穂 (タグチ リホ)  
ジャーナリスト、裁判所認定独日通訳。信州大学人文学部卒業後、日本で新聞記者を経て、1996年よりドイツ在住。ライプニッツ・ハノーファー大学卒業、社会学修士。ドイツの環境政策を中心に、政治経済、生活全般について幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)