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村上春樹はくせになる

増補版

朝日文庫 し47−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-02-264792-4
4-02-264792-2
税込価格 691円
頁数・縦 285P 15cm

商品内容

要旨

今や世界中の読者が最新作を待ち望んでいるハルキ作品。繰り返し現れる「闇の力」、「鼠」や「羊男」は何を意味するのか。作品にちりばめられた謎とつながりを読み解けば、もっと深く読むことができる!文庫化に際し、最新長編『1Q84』『多崎つくる〜』の項を大幅加筆。

目次

1(ようこそ現実へ―『アンダーグラウンド』『約束された場所で』
ここに来て―『スプートニクの恋人』
もうひとつの社会復帰―『神の子どもたちはみな踊る』
メタファーの森)
2(失語からの出発―『風の歌を聴け』
作家「鼠」の死―『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』
「終り」の終わり―『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
埋葬された時間
世界の端で踊る
空中庭園の失墜
井戸を埋める
鏡よ、鏡よ!)
3(「リトル・ピープル」とは何ものか―『1Q84』
「魔都」名古屋と、十六年の隔たり―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』)

おすすめコメント

村上春樹は、日本現代文学を代表する作家でありながら、出版する小説は必ずビッグ・セラーになるという、まれな存在である。そして彼の作品は、世界中の読者を魅了し、若年層を中心に新たな読者を獲得し続けている。なぜハルキは現代人に読み継がれるのか。巨大な網の目状のアーカイブとして読み解いていくと、なぜ新しい作品が出ると読みたくなるのか、「くせになる」わけがわかる。好評を博した新書版に、最新長編『1Q84』と『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』を新たに増補し。この一冊で村上春樹のキモがわかる!!

著者紹介

清水 良典 (シミズ ヨシノリ)  
1954年奈良県生まれ。文芸評論家。愛知淑徳大学教授。立命館大学文学部卒業。86年、『記述の国家―谷崎潤一郎原論』で群像新人文学賞(評論部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)