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自由と秩序 競争社会の二つの顔

中公文庫 い121−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-12-206170-5
4-12-206170-9
税込価格 880円
頁数・縦 290P 16cm

商品内容

要旨

民主制と市場システムという二つの装置をいかに使いこなすのか。求められるのは、その欠陥を認識しながら、粘り強く修繕し続ける知恵である。自由・平等・秩序を維持するために、社会は、人は、どうあるべきか。経済思想・労働経済学の第一人者が問う。読売・吉野作造賞受賞作。

目次

1 民主制をめぐって(リベラル・デモクラシーをめぐる五つの論点
リーダーシップの衰退
日本国憲法と経済政策)
2 市場経済の力と限界(競争社会の二つの顔
視野の短期化と公共の利益
市場経済を中間組織で補完する)
3 戦後日本の合理主義(高等教育と経済学
古典の喪失と知性の衰弱
ドイツの場合―その多様性と連続性)
4 国際社会の中の日本(グローバリズム―日本にとって何が問題か
言論の役割
アメリカ・ヨーロッパ・アジア)

おすすめコメント

手放しの競争礼讃は、20世紀の教訓を忘れていないか。市場機構の競争原理の激化と視野の短期化に警鐘を鳴らし、長期的・公共的な利益の必要性を説く。第3回読売・吉野作造賞受賞作。

著者紹介

猪木 武徳 (イノキ タケノリ)  
1945年、滋賀県に生まれる。68年、京都大学経済学部卒業。74年、マサチューセッツ工科大学Ph.D。大阪大学経済学部長、国際日本文化研究センター所長を経て、青山学院大学大学院特任教授。専攻は労働経済学、経済思想、現代日本経済史。著書に『経済思想』(岩波書店、日経経済図書文化賞・サントリー学芸賞)など。『自由と秩序―競争社会の二つの顔』にて読売・吉野作造賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)