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北條民雄小説随筆書簡集

講談社文芸文庫 ほE1

出版社名 講談社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-06-290289-2
4-06-290289-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 644P 16cm

商品内容

要旨

ハンセン(癩)病院で重病者の姿に慄然とした主人公は、生命を根源から問う壮絶な一夜を過ごす(「いのちの初夜」)。当時は不治とされたハンセン病を一八歳で発病した著者は、夭逝するまでの数年間に、「間木老人」「癩院受胎」「癩家族」などを次々に発表、文学界に衝撃を与えた。その作品群と、彼を高く評価し支え続けた川端康成らとの書簡を収録。死に直面する極限状況で創作と格闘した天才の、魂の軌跡。

おすすめコメント

ハンセン病療養所での隔離生活という極限状況で創作されたすべての小説(完成作品)を中心に、川端康成や中村光夫と交わした数多くの書簡、一部の未完小説と随筆も収録。創作期間わずか数年で夭逝した天才作家の、魂の軌跡を辿る。

著者紹介

北條 民雄 (ホウジョウ タミオ)  
1914・9・22〜1937・12・5。小説家。陸軍経理部の父の赴任地だった京城で生まれ、両親の郷里の徳島県那賀郡で育つ。高等小学校を卒業後、14歳で上京、日本橋の薬品問屋に住み込みで働きながら、法政中学夜間部などで学ぶ。18歳でハンセン病(癩病)発病の診断を受け、数ヵ月前に結婚した親戚の娘と破婚、東京府北多摩郡の全生病院で療養生活に入る。入院中の20歳、小説「間木老人」を川端康成に送り、高い評価と激励を受け、「文學界」に掲載される。結核を患い23歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)