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トレルチにおける歴史と共同体

出版社名 知泉書館
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-86285-218-2
4-86285-218-1
税込価格 5,060円
頁数・縦 247P 23cm

商品内容

要旨

トレルチ(1865‐1923)は26歳でゲッティンゲンにて教授資格を取得以来、時代を代表する神学者、歴史家としてキリスト教神学、宗教哲学、歴史哲学、宗教社会学など多領域にわたり多くの業績を残した。本書は世紀転換期から1910年代前半のドイツ・プロテスタンティズムの状況とそこでのトレルチの位置づけ、さらに第一次世界大戦の勃発と敗戦、ドイツ帝国の終焉とヴァイマール共和国の成立という波乱の時代の中で格闘する彼の思索と時代診断に関わる「歴史的思考」の意味を中心に考察する。トレルチ思想の全体像を一貫した新たな視点から探究した意欲的な試みである。

目次

第1部 歴史に開かれた本質探究を目指して―トレルチ思想の体系と展開(人格性を救うために―世紀転換期のドイツ・プロテスタンティズム
「倫理学の根本問題」とトレルチの思想体系
トレルチの思想展開における「本質」概念の意味 ほか)
第2部 第一次世界大戦とエルンスト・トレルチ(リベラル・ナショナリストとしてのトレルチ
「学問における革命」に対する期待と懸念
第一次大戦と新たな神学の動向―キリスト教思想における前衛と後衛)
第3部 未来へと向かうための歴史的思考(保守革命とトレルチ
コンサヴァティヴとリベラル
未来へと向かうための歴史的思考―トレルチの「構成」の理念)

著者紹介

小柳 敦史 (コヤナギ アツシ)  
1981年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。現在、沼津工業高等専門学校教養科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)