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カンタヴィルの幽霊/スフィンクス

光文社古典新訳文庫 KAワ1−3

出版社名 光文社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-334-75321-4
4-334-75321-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 313P 16cm

商品内容

要旨

結婚を控え、手相占いに翻弄される「アーサー・サヴィル卿の犯罪」。生真面目で頑張り屋の幽霊が棲みつくお屋敷をアメリカ公使一家が買って一騒動「カンタヴィルの幽霊」…。長詩「スフィンクス」ほか短篇4作に、出獄したワイルドを迎えた親友の女性作家エイダの「回想」を含む佳作を収録。

おすすめコメント

ワイルドのブラックに満ちた2篇。ワイルドとの厚い友情で知られる女性作家エイダ・レヴァーソンとの“コラボ”作品も別途収録。

著者紹介

ワイルド,オスカー (ワイルド,オスカー)   Wilde,Oscar
1854‐1900。アイルランド出身の作家・劇作家。外科医で著述業の父と、作家である母との間に次男として生まれる。自身の唱える芸術至上主義を身をもって実践し、ロンドン社交界で脚光を浴びる。29歳で結婚。『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『ウィンダミア卿夫人の扇』などの話題作を発表し時代の寵児となるが、同性愛の罪で逮捕・投獄される。出獄後フランスに渡るも、3年後の1900年、パリにて客死
南條 竹則 (ナンジョウ タケノリ)  
東京生まれ。小説『酒仙』で第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)